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自分のリンク × マーケットプレイス|Tenbinで手数料を最小化する使い分け

· Norimitsu Shida · Kiruck Inc.

Calculator and notes — comparing booking fees

要点

Tenbinは「自分の予約リンク」と「マーケットプレイス掲載」のハイブリッド。自己集客分はマーケット手数料ゼロ、発見分だけ手数料という設計と、Free(10%)/Pro(5%・月$9.80)の損益分岐を職種別に解説します。

結論を先に:Tenbinには2つの集客経路があります。①あなた自身が配る「自分の予約リンク」と、②買い手があなたを見つける「マーケットプレイス掲載」です。自分で連れてきた予約にはマーケットプレイス手数料がかかりません。基本手数料はゲスト決済に対して Free が 10%、Pro(月 US$9.80)が 5%。だから「自己集客はリンク主軸・低手数料/知名度づくりは掲載を活用」と使い分けるのが、いちばん手元に残る運用です。 この記事では、2つの経路の違い、手数料の実際、職種別にどちらを主軸にすべきか、そして Free から Pro へ切り替える損益分岐を、具体的な数字で整理します。
この記事の要点(30秒):自分のリンク経由はマーケットプレイス手数料なしで、低手数料で売れます。マーケットプレイス発見経由は、何もせず買い手に見つけてもらえる代わりに発見の対価がかかります。基本手数料は Free 10% / Pro 5% で、ゲストはTenbinに手数料を払いません(有料リンクではセッション料のみ)。Pro(月$9.80)の損益分岐は、おおむね月の有料予約が約2万円を超えたあたりから、手数料5%への低下分でProが得になります(後述の計算)。

2つの流入経路は何が違うのか

Tenbinは「予約リンクツール」と「専門家マーケットプレイス」の両方を1つにまとめたプロダクトです。多くのツールはどちらか一方しかありません。Calendly はリンクツール、一般的なスキルマーケットは掲載のみ。Tenbinは両方を、しかも手数料の扱いを分けて提供します。

① 自分の予約リンク(自己集客)

あなたがSNSのプロフィール、メール署名、名刺のQR、提案書などで配るリンクです。この経路で入った予約には、マーケットプレイスの手数料は乗りません。つまり、もともと自分の信頼や営業で連れてきた客に「マーケット税」を取られない、という設計です。

② マーケットプレイス掲載(被発見)

あなたのセッションが Tenbin の Explore(カテゴリ・スキル・名前で検索できる場所)に並び、あなたがリンクを配らなくても買い手のほうから見つけて予約できます。24時間働く営業のようなもので、新規接点が増える代わりに「発見してもらった対価」がかかります。 この2つは排他ではありません。自分のリンクを主軸にしつつ、掲載は新規開拓の保険として併用するのが基本形です。

手数料体系の実際(Free と Pro)

Tenbinの基本手数料は「ゲスト決済額に対して」かかります。ゲスト(買い手)は Tenbin に手数料を払いません。有料リンクなら、買い手が払うのはあなたが設定したセッション料金だけです。手数料は売り手側で負担します。
項目FreePro
月額$0US$9.80 / 月
有料予約リンク無制限無制限
無料(招待)リンク不可
連携Googleアカウント最大3最大10
ゲスト決済の手数料10%5%
「Powered by Tenbin」表示常時表示非表示にできる
アナリティクス合計のみ(予約数・売上)グラフ・詳細分析
HUB・Google Meet・リマインダー・キャンセルポリシーは Free / Pro 共通で使えます。 覚えておきたい原則:手数料は「ゲスト決済」に対してのみ発生します。リンクを配るのは無料。掲載で見つけてもらうのも無料。お金が動く(予約が決済される)ときだけ手数料がかかる、成果連動型です。

なぜ「自己集客分」は低手数料なのか

考え方はシンプルです。あなたが自分の信頼・実績・営業で連れてきた予約は、Tenbinが見つけてあげたわけではない。だからマーケットプレイス手数料は取らない、という思想です。
これは競合のリンクツールとマーケットの「いいとこ取り」を意味します。一般的なスキルマーケットは集客はしてくれるが、自分で連れてきた客にも一律で高い手数料がかかる。一般的な予約リンクツール(例:Calendly)は手数料は低い/無いが、見つけてもらう仕組みがない。Tenbinは「自己集客=低手数料」と「被発見=発見の対価」を分離することで、売り手が損をしにくい構造にしています。

どちらを主軸にすべきか(職種別の指針)

すでに集客力がある人 → 自分リンク主軸+掲載は保険

フォロワーや既存顧客、紹介の流れがある人(顧問、フリーランスコンサル、士業、人気コーチなど)は、自分のリンクを主軸にしてください。低手数料で売れます。掲載は「取りこぼした新規が向こうから来る保険」として有効化しておけば十分です。

これから知名度をつくる人 → マーケットプレイスを積極活用

実績はあるが認知が薄い人(独立直後、新領域に挑戦中、海外顧客を開拓したい人)は、掲載を積極的に使って接点を増やすフェーズです。まず買い手に見つけてもらい、初回の評価を積み、そこから自分リンクの拡散につなげます。

海外顧客を狙う人 → 掲載 × 多言語ゲストUIの相乗効果

Stripe は 42カ国以上に対応し、ゲストUIは5言語、価格は買い手の通貨で表示されます。言語と通貨の壁が低いぶん、掲載経由の海外発見が成約につながりやすい。クロスボーダーで売るなら掲載の価値は特に高くなります。

Free から Pro への損益分岐(具体計算)

Pro は月 US$9.80。手数料が 10% → 5% に下がるので、「下がった5%ぶん」が月額$9.80を上回れば Pro が得です。計算式はシンプルで、手数料の節約額 = 月の有料予約額 × (10% − 5%) = 月の有料予約額 × 5%。これが $9.80 を超える分岐点は、月の有料予約額 > $9.80 ÷ 0.05 = $196 です。
つまり月のゲスト決済が約 US$196(およそ2〜3万円)を超えたら、手数料だけで Pro の月額を回収できます。これを超えて売るほど Pro が有利です。
ただし金額だけが判断基準ではありません。次のどれかに当てはまるなら、$196 未満でも Pro を選ぶ価値があります。連携したいGoogleアカウントが4つ以上ある(Free は3まで、Pro は10まで)。無料(招待)リンクを使いたい(Free では不可)。「Powered by Tenbin」を消したい(ブランド統一・自社サイト埋め込み)。どの導線が効いているかを分析したい(Proはグラフ・詳細分析)。

競合とのコスト比較

複数の事業・複数のGoogle Workspaceをまたいで働く人ほど、Tenbinのコスト優位は大きくなります。Calendly Pro は1シート月$16で、3つのWorkspaceを別々に運用すると月$48。Tenbin Pro は最大10アカウントを1つに束ねて月$9.80未満、予約ページ・HUBプロフィール・5言語のゲストUIも込みです。 「複数の顔・複数の会社のカレンダーを1つのリンクに統合したい」ニーズに対して、Tenbinはシート課金ではなくアカウント統合型なので、規模が増えるほど割安になります。

まとめ:手元に残す運用の型

Tenbinの使い分けは、突き詰めると1行です。「自分で連れてくる予約は自分のリンクで低手数料、見つけてもらう予約はマーケットプレイスで」。まず Free で自分のリンクを軸に始め、月のゲスト決済が約$196を超える、またはGoogleアカウントを4つ以上つなぎたくなったら Pro へ。これが最も手元に残る、無理のない移行です。

FAQ

ゲスト(買い手)にも手数料はかかりますか?
いいえ。ゲストは Tenbin に手数料を払いません。有料リンクでは、買い手が払うのはあなたが設定したセッション料金のみです。手数料は売り手側の負担です。
自分のリンクから来た予約に、マーケットプレイス手数料はかかりますか?
かかりません。自分で連れてきた予約にはマーケットプレイスの手数料は乗りません。基本のゲスト決済手数料(Free 10% / Pro 5%)のみが適用されます。
Free のままでも有料予約を受けられますか?
はい。Free でも有料予約リンクは無制限に作れます。手数料は10%、連携Googleアカウントは3つまでです。
Pro はいくらで、何が変わりますか?
月 US$9.80(USD建て)。手数料が5%に下がり、Googleアカウントは10まで、無料(招待)リンクが使え、「Powered by Tenbin」を非表示にでき、詳細なアナリティクスが見られます。
Pro に切り替える目安は?
月のゲスト決済が約 US$196 を超えると、手数料の差だけで月額を回収できます。加えて、Googleアカウントを4つ以上連携したい・無料リンクを使いたい・ブランド表記を消したい場合も Pro が向いています。
ダブルブッキングは防げますか?
はい。最大10のGoogleカレンダーを集約し、すべての予定をまたいで「本当に空いている枠」だけを公開します。サーバー側ロックで二重予約は構造的に防がれます。

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